楽朕の匠です。「膝の痛みのツボとケア」の続きです。前回は少し詳しく膝の解剖とツボについて説明していきましたが、今回は誰でもできる膝周りのマッサージ方法と、膝の痛みと重要なかかわりを持つ筋肉のトレーニングについて紹介させていただきます。
まずはマッサージから。
このマッサージは膝周りのお皿(膝蓋骨)を動かし、痛みの緩和を行うのが目的です。
前後左右に摩ります。イメージとしてはお皿を持ち上げるような感じで行っていきます。
次に、トレーニングに入ります。
まず始めに太ももの前の筋肉をトレーニングしていきます。
必要な道具としては、足首に巻いて使う重り(アンクルウエイト)を使います。
このアンクルウエイトですが安いものでしたら100円均一にも売っているようです。
ウエイトを片足に巻いてその状態で椅子に座って頂くのですが、ウエイトを巻いていない足が床に着くくらいの高さで深く腰掛けられる椅子がベストです。椅子に座り、膝を曲げ伸ばししてトレーニングを行っていきます。この時動かすのは、膝から下(すねの部分)だけです。力んだりして背中がそったりしないようにしましょう。どうしても力んでそってしまう方は太ももを手で押さえてあげると上がりやすくなりますよ。
準備して頂く道具はボールとタオルです。ボールはソフトバレーボールくらいやわらかいものを準備してください。 もし見当たらないようでしたら 座布団や枕でも代用できます。
~内側を鍛える方法~
座った状態でボールを膝ではさみ、ボールをつぶすように力を入れていきます。
急に力を入れると筋肉がびっくりして痛めてしまうことがあるのでゆっくり力を入れていって下さい。
ボールをつぶした状態で3秒程キープしてから、ゆっくり戻していきましょう。
~外側を鍛える方法~
タオルを太ももに巻いて頂いてこの状態で外側に足を開けるように力を入れていくだけです。
どのトレーニングもですが、重量が重たすぎたり、回数を増やし過ぎると怪我につながる可能性もありますんで、まずは少し疲労が来ているなと感じるぐらいの強度で行っていきましょう。
トレーニングを行う際の運動前にストレッチなどの準備体操をしてから行ってください。足を動かすスピードはできるだけゆっくりとリラックスした状態を意識して行っていきましょう。
膝の痛みが出てから危機感を感じる方も多いようですが、出来れば痛みが出る前から行っておくこといいでしょう。
沢山する必要もありません。1日5分でも良いので毎日動かすことが大切になってくると思います。
膝に限らず、体に異常が出てくると焦る気持ちはわかりますが、焦らずコツコツと努力を積み重ねていけたらいいですね。
それでは今回はこの辺でヽ(^o^)
京のリラクゼーションサロン 楽朕
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