楽朕の匠です。急に寒くなり、「あ~あ、やはり冬やな~」と思います。
こんな時期、楽朕には、体のあちらこちらに異常を訴えられ来店されるお客様が結構いらっしゃいます。
「寒くなるとアカンわ・・・」
「お天気が悪くなると腰の具合が・・・」
「昔、交通事故にあって首が・・・」
「昔、バスケットで傷めた膝が・・・」と様々です。
今回は『膝の痛みに対してのアプローチ・ツボ』を書きます(^O^)/
最初は主に膝のしくみや痛みの原因について書いていきます。
まずは、膝関節の構造ですが、膝関節は【大腿骨(だいたいこつ)】
「お皿やボール」などの俗称でお馴染みの【脛骨(けいこつ)】
【膝蓋骨(しつがいこつ)】が大腿四頭筋腱にくっついて乗っかっており、全体が関節包という袋のようなもので包まれています。
【大腿骨】と【脛骨】の間には、靱帯や半月板があり、膝関節を安定・固定しています。
次に『膝の痛み』と一言で言っても、原因はたくさんあります。
①変形性関節炎
②外傷性関節炎
③リウマチ性関節炎
④病原菌性関節炎
⑤痛風・関節軟骨石灰化症などのグループに分けられます。
特にお年寄りに多い『変形性膝関節症』は外傷性、リウマチ性などは別にして、
①高齢よる膝の軟骨などの磨耗。
②体重・肥満による膝への負担。
③大腿四頭筋などの膝に関わる筋肉の筋力の低下
などが原因と言われています。
ちなみに『膝に水が溜まる』と…悩まれている方は多いですが、膝に水が溜まるのは『膝の炎症』を抑える為の自己防御のひとつ。
ですから、水を抜いても、炎症を治さないと水は、また溜まってしまうのです(>_<)
さて、説明はこのあたりにして、膝のツボについて書いていきます。
①膝を曲げた時に出来る“内側のシワ”の部分の【曲泉(きょくせん)】
②膝蓋骨(ひざのお皿)の下の陥凹部の両側にある【膝眼(しつがん)】
③膝蓋骨の上、真ん中にある【鶴頂(かくちょう)】
上記のツボを押したり、揉んだり、あと千年灸(一カ所三個ぐらい)をすえるのも良いでしょう。
次回は「膝周りのセルフマッサージ」と「膝痛に効果的な筋トレ」についてのご紹介をしていきたいと思います。
京のリラクゼーションサロン 楽朕
営業時間:14:00~深夜25:30(マッサージ受付終了25:00)
お電話は11:00より受け付けております
075-231-5233
てもみ・足すっきり・アロマテラピー
四条烏丸、四条大宮より徒歩でもOK