こんにちわ。楽朕の匠です。二月に入り、そろそろインフルエンザが流行りだしてるというニュースを目にします。みなさん、うがい、手洗いなどの予防に心がけてくださいねm(_ _)m。
ちまたでは、インフルエンザもそうですが、風邪がほんと流行ってます。私のまわりでも、風邪で声が出ないとか、腸にきたとかを聞きます。あと、風邪はこじらすと、気管支炎、喘息、肺炎に移行することもあり、注意が必要です。
この前は風邪のツボとお灸について書きました。今回は『喘息(ぜんそく)のツボ』について書きます。
最初に『喘息(ぜんそく)』いわゆる『気管支喘息』の事ですが、全世界で数億人、日本でも数百万人の人が患者と言われており、最も知られている病名の一つと言えるでしょう。
ひと昔前、高度経済成長の時代には『公害病』として、度々学校の教科書にも登場しました。今でこそ日本では『公害病』というより、ほかの原因によるものが多くなっています。たとえば、冬場や季節の変わり目、あと、急なストレスなどで発作を起こす人が多く、場合によっては死に至る事もあります。
『喘息とは慢性の気道炎症』であるため、治療としてはステロイド吸入により、気道炎症を抑え、発作を予防するというのが、一般的ですがステロイドに頼りすぎると色々な副作用がついてきます。このことについては、何かの機会にでも・・・。
さて、『喘息のツボ』なんですが、背中にどうしても集中しており、1人では押さえにくいかもしれませんm(_ _)m。
①鎖骨と鎖骨の間の窪み【天突(てんとつ)】
肘の手のひら側で肘のシワの親指側にある【尺沢(しゃくたく)】
尺沢
②第7頚椎と第1胸椎の間、外側に親指1つ分ぐらいの所にある【定喘(ていぜん)】
第2、第3胸椎の間、外側5cmぐらいの所にある【風門(ふうもん)】
第3、第4胸椎の間、外側5cmぐらいの所にある【肺兪(はいゆ)】
第4、第5胸椎の間、外側5cmぐらいの所にある【厥陰兪(けついんゆ)】
第6、第7胸椎の間、外側5cmぐらいの所にある【督兪(とくゆ)】
第4、第5胸椎の間にある【巨闕兪(こけつゆ)】
※第7頚椎は頭を前に倒した時に一番、盛り上がっている骨です。
※マッサージも有効ですが、【背部】に関しては、千年灸などの灸術が望ましいです。普段から灸をする事で、喘息の予防になります。
※喘息の原因、タイプにより使用するツボは多少かわりますが、今回紹介したツボは、各タイプ共通です(^-^)/。
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